全く光のない恋愛

私の好きな人には家庭がある

最初から負けている恋愛

わかってて始まった。

思ったより早く月日が経つ。

結果を求めてはいけないけど、

時々滲み出る生活感、仲のいい様子に気が狂いそうになる。

そして時々、彼にその気持ちをぶつけて、泣いて、謝られて。

そんなこともあった。

先月ぶつけた時、いつもはないタイミングで電話があった。

・体だけとかそんなんじゃない、そんなのなら緊急な時連絡なんかしない

・仕事でもプライベートでも、パートナーみたいな感じ、大事に思ってる

・俺も会うのを楽しんでる

そんなような。

いくつもの嘘が混じったその言葉の中に、

何か１つでも真実があればいいなと思う。

大事に思ってる…

彼の全てが好きなわけではないことも、

この日々でよくわかった。

かっこいいとこだけほしくて、別に彼と毎日いたいわけでも、家事をしてあげたいわけでもない。

怒っている彼は見たくない。

お互いにいいところだけ見せ合え楽しめるから不倫をする人が絶えないんだろうと思う。

私は男の人のかっこ悪いところまで愛せたことが今までない。

普通に付き合ってた彼氏も、かっこ悪かったり要領が悪いとイライラして、好きじゃなくなってった。

だから今回、変にフィットして続いてるんだと思う。

プライベートで会える日は限られていて、

遊べる場所も限られていて。

常に私は負けているという劣等感に苛まれて。

それでも楽しい時があり、彼に支えられている自分を感じ、抱かれてるときは気持ちいい。だから続けてる。

いつか終わらせなきゃいけない

いつか終わる、わかってる。

それまで時々借りるね。あなたの知らないあなたのものを。